マイクの基礎知識

マイクには種類があります。

コンデンサーマイクロフォン
本物は見たことしかありません。ああ、学生の時スタジオで録音しましたがその時のマイクですね。
マイクの中に増幅器(アンプ)があるので電源が必要です。真空管式が有名。ノイマンとか。
スタジオで繊細な音を録るのに使われていますが、振動などに弱い。
特性としては音域に対して平均的な再現をすると思われます。但し、あまり広い音域ではありません。
何故かというと、ダイアフラム(音の振動を感じる部分)が比較的大きいので大きいことはいいことだ的発想ですね。
まあ、高価ですから、一般的には必要がないなあ。
エレクトリックコンデンサーマイク
比較的丈夫、安価、音もそれなりというより、チープでか細い感じでした。
今はどうか知りませんが、あまり発展はしていませんね。日本が金持ちになったからかな。
ダイナミックマイク
ダイナミックという表現はあんまり正しくはないですね。
特徴はなにより丈夫の一言につきます。
永久磁石を使って磁場の変化を電気的に伝えるものですね。これって半永久的に使えるって事です。
但し、ダイアフラムの部分は同じですから寿命があります。だから永久じゃない。
写真で見ると判りますがマイクの太さ分の大きさですからダイアフラムはあまり大きくないです。
音質はかなり図太いというか、正確な音というか、生音とはちがいますね。
だいたい、人間の聴力自体個体差がありますし、耳は自然界でしかなしえない選別性がありますから、
たかがマイクの音くらいどうにでもいいように加工しちゃいます。

所有マイク

AKG D3700S
AKGでは最高品質のダイナミックマイクロフォンです。

AKAI AMC10 UNICIRECTIONAL DYNAMIC MICROPHONE
AKAIのプロフェッショナルダイナミックマイクロフォン
ほぼ輸出用で説明書も英語。図太く、指向性の強いシュアー型です。
特性は100 to 10,000Hzでそれほどではないけれど、ほんとかなあって感じですね。

留意点:
全般的に衝撃をあたえない。
みんな機械類はそうですが一応常識
ほこりを嫌う。
ダイアフラムが湿るとほこりを吸着して特性が悪くなる。床に置いたり、コードといっしょにしない。

これがマイクの風防というか鎧を外した最先端部分、多少の湿気はこのスポンジがカバーします。
PAでもレコーディングでも音の入口。
始めよければ全てよし、バカとはさみは使いよう。


使い方の研究

ON/OFFスイッチがあります。後ろにするとOFF、前がONです。ちゃんと確かめましょう。
使わないときはOFFに!

ケツはキャノンXLRのオスです。3本のピンが出ていますがプラス、マイナス、アースですね。
アースって雑音が発生しないようにです。
歌はマイクに真っ直ぐに立つ(マイクを外さない)
例えば3人で一つのマイクしかも単一指向性だとすると真ん中の人の声ばかりになったり
電話声になったりします。伝導率の高い音は拾うけど低い音は増幅出来ない結果になるからです。
つまりマイクの周辺は音場とでもいうのですか、一般的に耳から入る音場とは異なることです。
これはモノラルという特性を理解しないと判りませんが、
モノラルというのは立体感がないため音像が一点しかありません。
音を選別したりしないので聞きたくない音が大きく聞こえる為です。
そこで、最低限の再現のためには一つの音源(歌)をひとつのマイクで録ることが原則だと思います。

口とマイクの距離を保つ
音は距離で減衰しますので1センチの違いは乗数的変化が起きることになります。
しかも声の成分とでもいいますかひとりの声でも減衰の早さに差があります。
そこで距離をなるべく短くすれば原音に近い声になるわけです。
もう一つやっかいなのは音量です。声はボリュームをひねれば変わるもんじゃないですから、
どうしても腹筋と声帯で調整しなければなりません。これは訓練と練習ですね。
コーラスの場合はもっと複雑です。他の声と合わせなければいけないんですね。
ちょっとマイクを離して歌えばいいように感じますが、そう単純ではありませんよね。
協調するというか、全体を掴んでその中の自分を表現することです。(これが楽しい)
マイク特性を考えると10センチ以上離れるともう自分の声ではなくなります。(限界距離)
1センチ近づくと一割大きくなるかというと倍近くになります。減衰音を拾うからです。
これは何度も練習して初めて体得できるんじゃないでしょうか。

吹かない(息を吹きかけるような歌い方をしない)
擦過音は再現性が大きいために全体に与える影響が非常に大きいものです。
プっと吹くと他の音は一瞬飛びます。つまりそれ以外の音が消されるということです。
一瞬でも過大な音量を受けるとその音圧で機器の限界を超えるために他の音源を再現できないためです。
例えばひとりで歌うと丁度いい音量でもみんなが同じような音量で歌えばひとりの音は小さくなるってことです。
それは直径の決まった管に水を流すのは一定量しかだめってことです。
デジタルは順番に小分けして流す方法を採れるため一応聞こえますが、音質は極端に悪くなります。
いわゆるパケット送信っていいますが、小分けしたユニットをマルチで移動させることです。
これによりインターネットが発展しているんですね。電話だって一回線じゃひとりしかしゃべれなかったのに、
デジタルネットワークでは一回線で何人も同時に別々なところと話出来るのはそのためです。
話がそれましたが、なんとかご理解いただけたでしょうか。
原理は簡単だけど、一種職人技が歌う人にも必要なんですね。
当然ですが、ちゃんと歌えることはもっと大切。

どうでしょうか、これで少しはわかったでしょうか。


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